TRAD的出来事
株式会社ヨシダ様工場見学レポート
2015年5月26日(火)
はじめに
吉田精工株式会社様工場を見学
朝9時に八重洲ブックセンターに集合し、1時間半ほどバスに乗り吉田精工株式会社様の工場 に到着すると歓迎の文字と当社の名前が入った横断幕を社員様が持って出迎えてくれました。
雄大な霞ヶ浦に面して工場が建てられ、事務所棟の屋上からは霞ヶ浦が一望できます。
まず初めに案内された会議室では、工場長の遠藤様からスタッフの紹介とご挨拶がありました。 現在の吉田精工株式会社様の場所は、元々工場長である遠藤様が通われていた中学校が建っていたそうです。
ご挨拶が終わり、ユニットなどが置いてある展示会場兼研修室に案内していただきました。
次に、会議室に案内してもらいました。そこでは、テレビ会議を行っていました。他の支店長様と毛利社長がご挨拶されていました。会議室を出た後に向かったのは設計室でしたが、そこではCADを使ってユニットのデザインを作成されていました。
事務室を出ると、2班に分かれて見学しました。最初に第一工場を見学させていただきました。
約100名の従業員の方がいらっしゃるそうですが、システマティックに従業員が配置されているので、思っていたよりも少ないように感じました。
第一工場では、防音施設やエックス線室、最終検査場などを見学させていただきました。
ユニットの生産はすべて受注生産で行っているとのこと。
ユニットのクッションは成形後、足裏で踏みながら柔らかくしていました。
この方法でやらないとベストな状態にならないそうです。全てを機械に頼る訳ではないという 細かい工夫を感じられました。
そうして1時間ほど工場を見学した後、朝からご一緒の株式会社ヨシダの社員様と吉田精工株式会社様工場長、社員様の方と一緒に昼食をしました。
昼食後、吉田精工株式会社の社員様たちとお別れして、バスに乗り株式会社吉田製作所様の茨城工場とMMC(マザー・マニファクチャー・センター)へ。
株式会社吉田製作所様茨城工場と
MMC(マザー・マニファクチャー・センター)を見学
ここでは、3班に分かれて見学しました。株式会社吉田製作所様茨城工場では、ユニットやレントゲンなどの製品及び部品の製造をしていました。
玄関にはヨシダグループ経営理念が。(写真上)
歯をモチーフに造られたスツールは“ふっかふかシート”仕様だそうです。(写真左)
MDIの電気部門のハーネスラインでは、女性のスタッフが多く活躍していました。その他、デンタルレントゲンライン、パノラマレントゲンライン、バックヤードラインなど様々な製造部門に分かれていました。
茨城工場を案内していただいた社員の方の「新しい物を取り入れないと取り残される」という言葉が 印象的でした。
茨城工場の見学を終えて、併設してあるMMCも見学させていただきました。
建設されてからまだ何年も経ってない綺麗な建物で、2階には歴代のユニットがズラリと並んでいました。
今では、考えられないような形のユニットも置かれていて長い歴史があるのだなと感じました。50年前のエアタービンはコンプレッサー付きでデカかったそうです。
1時間程の見学を終え、株式会社吉田製作所様の茨城工場とMMC(マザー・マニファクチャー・センター)を後にしました。
最後に
初めて、メーカー様の工場を見学させていただきました。
株式会社ヨシダ様の技術など、普段見ることの出来ない裏側が覗けたみたいで非常に貴重な体験でした。
新しい物を常に求めて成長されている株式会社ヨシダ様のように、私自身も株式会社ヨシダ様のユニットなど大物器械が売れるように成長できたらなと思いました。