今回の発表会は、京都モリタ製作所製ユニット「ソアリック」（平成23年6月21日発売）を中心に主に東京のSFD（スペースライン　フランチャイズ　ディーラー）会員のディーラー社員を対象とした発表会です。13:00と17:00の2部制で約150名の参加者で行われました。

会場は皆様良くご存知の有明地区、ゆりかもめ国際展示場正門前駅目の前にある大塚家具もテナントとして入っているビルの9階で行われました。ビルの中は節電中、午後4時というのに人影もまばら、照明も暗くなにか寂しさを感じたのは私だけでしょうか。
9階の会場には2台のソアリック、ソニックサージオン300、ディゴラオプチメⅡが展示されていました。もともとモリタ有明オフィスは８階にあります。

さて本題、ソアリックは、ドイツの工業デザイナー「フリッツ・フレンクラー」教授のデザインでシンプルではありますが機能美を感じるユニットです。
発表会は、まず「空間提案」と言う題で、　株式会社　将（ハタ）建築設計　駒場　俊雄社長の講演からスタートしました。フリッツ・フレンクラー氏のデザインコンセプト「機能美」とはどの様なものかのお話がありました。
ポルシェやアップルのコンピューター、i―Pad等は変わらないシルエットを基本にしており、その機能美が支持されているという基本コンセプトのお話がありました。私も、60歳になりますが、ポルシェや、macコンピューターはあこがれですね。

引き続き東京都ご開業の福島先生より「ソアリック」の説明と導入に至った経緯のお話がございました。
先生は、モリタ京都工場で自ら色々と試され、最低位380mmでステッップがない為、子供からお年寄りの患者様の乗降もしやすく、歯科医師にとって下顎の治療ポジションが大変とりやすくなったとの事です。

また、最近多くのメーカーより発売されています電動式骨手術器械ソニックサージオン300の紹介がありました。

韓国の東日技研の製造です。韓国はインプラントも日本より症例が多いそうです。
特徴は、最近各社から出ている製品同様、ハンドピースの発熱を抑え、またすべてのパーツも自社開発の為コストパフォーマンスに優れているという事です。来年の弊社TRADデンタルフェアでは各メーカーの器械で比較展示を考えております。

最後にデジタルＸ線やボクセルＣＴ：３ＤＸとベラビューエポックス３Ｄ開発者の日本大学歯学部　新井先生のご講演で歯科用Ｘ線装置の被爆線量等についての講演がございました。
現在、放射線に関して、国民も大変関心が多く、放射線に関してのフォーラムでは昔は閑散としていたが、現在では会場内に入りきれないほどの受講生で大変関心が高くなっているとの事です。
ＣＴ等大型設備機械は、大変な投資金額です。私たちディーラーの営業もより勉強をして、先生方のご要望により近い製品をご案内できるよう、他社メーカーのＣＴ、レントゲンも勉強し、先生方のより良いアドバイザーになれるよう日々研鑽しなければと思います。

発表会終了後、モリタ有明ショールームに足を運びました。既に「ソアリック」も正面に展示されていました。座面シートが紺色の製品でしたが、なかなか良かったですよ。

7時に終了してゆりかもめに揺られて新橋まで行きましたが、サマータイムの導入企業が多いのか、湾岸沿いのビルの照明はまばらでしたが、新橋の夜は、既にご機嫌なサラリーマンで駅前は混雑していました。

●株式会社モリタ
http://japan.morita.com/
●デンタルプラザ東京　有明オフィス
〒135-8071 
東京都江東区有明3丁目6番11号 TFTビル東館8Ｆ
東京本社営業部 有明オフィス内
Tel:03-3527-6200
http://www.dental-plaza.com/showroom/
開館時間／平日 9:00-17:00、土・日・祝日 10:00-18:00
休館日／第4土・日曜日・年末年始・ゴールデンウィーク・お盆期間
(4月1日、10月1日は棚卸のため休館日) 

※ショールームはユーティリティゾーン、マテリアルゾーン、イベントコーナー、ユニットゾーン、ネットワークシステム＆商談ゾーン、オフィスゾーンの6つのカテゴリに分けられ見所がたくさんあります。
見学には２日前までに予約が必要ですので、あらかじめご連絡をいただければ、弊社で手配をさせていただきます。