TRAD的出来事
日本デンタルショー2012 報告
2012年11月22日(木)
2012年11月9日(金)から、11日(日)までインテックス大阪3.4.5号館にて『日本デンタルショー2012』が開催されました。21年ぶりの大阪での開催のデンタルショーで200社以上の業者さんが出展されていました。
会場まではニュートラムで。「中ふ頭」駅で下車。
駅から会場までの道すがら。
営業部長のさわやかな笑顔と共に、パチリ。
営業部長のさわやかな笑顔と共に、パチリ。
銀杏の木が色づく「インテックス大阪」。
大きなデンタルショー、各社さんから様々な新製品が出ておりました。その中で、いくつか今回はご紹介したいと思います。
●ウルトラデントジャパン株式会社さんからは・・・
■オパールエッセンス10% ミント
10月29日より発売開始のオパールエッセンス10%ミント味が展示されていました。ペパーミントオイルを配合しているので、使用中はさわやかな清涼感、使用後はすっきりした後味のホワイトニング材です。
10月29日より発売開始のオパールエッセンス10%ミント味が展示されていました。ペパーミントオイルを配合しているので、使用中はさわやかな清涼感、使用後はすっきりした後味のホワイトニング材です。
●カボデンタルシステムズジャパン
■KaVo ARCTICA CAD/CAM system
KaVo ARCTICA CAD/CAM system(アークティカ キャドキャムシステム)が堂々と展示されていました。
カボさんでは、以前からエベレストというCAD/CAMシステムが販売されておりましたが、今回のアークティカはコンパクトサイズになったことに加え、アルカスディグマⅡとの情報連携ができるようになり、患者さんの咬合により近い補綴物を作製できることが特徴といえましょう。また、CTとの連携も将来的には行っていかれるそうです。
発売は2013年5月を予定しているということで、少し先になってしまいますが、楽しみな商品がまたラインナップされます。
KaVo ARCTICA CAD/CAM system(アークティカ キャドキャムシステム)が堂々と展示されていました。
カボさんでは、以前からエベレストというCAD/CAMシステムが販売されておりましたが、今回のアークティカはコンパクトサイズになったことに加え、アルカスディグマⅡとの情報連携ができるようになり、患者さんの咬合により近い補綴物を作製できることが特徴といえましょう。また、CTとの連携も将来的には行っていかれるそうです。
発売は2013年5月を予定しているということで、少し先になってしまいますが、楽しみな商品がまたラインナップされます。
ミリングマシーン
スキャナー
●株式会社ジーシーさんからは・・・
■ジーシー G-フィックス
動揺歯の暫間固定材になります。こちらの商品は、ペーストタイプになっており、歯面清掃後にエッチング材でしっかりと歯面をエッチングし(塗布後30秒間放置)、レジンペーストを築盛して光照射。柔軟性と粘靭性がある材質で壊れにくくまた、硬化後の歯面は滑沢なためプラークがつきにくいのも特徴です。刺激臭も少ないため、患者さんや術者にもやさしいです。シリンジ2本なので片づけも簡単なため、スタッフさんにも喜ばれることでしょう。11月21日発売予定です。
動揺歯の暫間固定材になります。こちらの商品は、ペーストタイプになっており、歯面清掃後にエッチング材でしっかりと歯面をエッチングし(塗布後30秒間放置)、レジンペーストを築盛して光照射。柔軟性と粘靭性がある材質で壊れにくくまた、硬化後の歯面は滑沢なためプラークがつきにくいのも特徴です。刺激臭も少ないため、患者さんや術者にもやさしいです。シリンジ2本なので片づけも簡単なため、スタッフさんにも喜ばれることでしょう。11月21日発売予定です。
G-フィックス
■LABO CURE L/HL
ジーシーラボキュア L(ライトのL)、ジーシーラボキュアHL(ヒート&ライトのHL)は6方向からハイパワーの光を当てる歯科技工用の重合器です。診療ではおなじみのジーシーのGライトプリマが6方向から光を当てるように内蔵されたと思ってくださいとのこと。
また、6方向からの光照射のため、アンダーカットなど今まで光が当たり辛かった部位にもしっかり当たります。LEDはハロゲンとは異なり、長持ち。ファンの音もパソコンのファンの音くらいの大きさなので、とても静かなのもうれしい限りです。
こちらも11月21日発売予定です。
ジーシーラボキュア L(ライトのL)、ジーシーラボキュアHL(ヒート&ライトのHL)は6方向からハイパワーの光を当てる歯科技工用の重合器です。診療ではおなじみのジーシーのGライトプリマが6方向から光を当てるように内蔵されたと思ってくださいとのこと。
また、6方向からの光照射のため、アンダーカットなど今まで光が当たり辛かった部位にもしっかり当たります。LEDはハロゲンとは異なり、長持ち。ファンの音もパソコンのファンの音くらいの大きさなので、とても静かなのもうれしい限りです。
こちらも11月21日発売予定です。
ラボキュアL
ラボキュアHL
●デンツプライ三金株式会社さんからは・・・
■WAVE ・ONE(ウエーブワン)
■X-スマートプラス
WAVE・ONEは、ファイルの断面形状の特殊形状とレシプロケーティングモーションにより、#021、#025、#040といった、たった3種類の太さを実現したシンプルなNiTiファイルです。(長さはそれぞれ、21mm、25mm、31mmがあります。)
X-スマートプラスには、レシプロケーティングモーション=異なる角度で反復回転運動を繰り返す WAVE・ONEモードがプログラミングされています。この動きがWAVE・ONE専用の動きのため、WAVE・ONE にはX-スマートプラスを必ずご使用いただくことになります。
X-スマートプラスは、反復回転運動のほか通常回転モードも搭載しているエンドモーターですので、WAVE・ONE以外のファイル(例えば、プロテーパー)もご使用いただけます。
発売前段階でお試し頂いた先生からは、「しなりが効く」「簡単」といったお声があったとのこと。発売は11月15日を予定しています。
■X-スマートプラス
WAVE・ONEは、ファイルの断面形状の特殊形状とレシプロケーティングモーションにより、#021、#025、#040といった、たった3種類の太さを実現したシンプルなNiTiファイルです。(長さはそれぞれ、21mm、25mm、31mmがあります。)
X-スマートプラスには、レシプロケーティングモーション=異なる角度で反復回転運動を繰り返す WAVE・ONEモードがプログラミングされています。この動きがWAVE・ONE専用の動きのため、WAVE・ONE にはX-スマートプラスを必ずご使用いただくことになります。
X-スマートプラスは、反復回転運動のほか通常回転モードも搭載しているエンドモーターですので、WAVE・ONE以外のファイル(例えば、プロテーパー)もご使用いただけます。
発売前段階でお試し頂いた先生からは、「しなりが効く」「簡単」といったお声があったとのこと。発売は11月15日を予定しています。
(写真右部)X-スマートプラス
(写真左下部)WAVE・ONE
(写真左下部)WAVE・ONE
●株式会社東京技研さんからは・・・
■フリーアーム ARTEC
■クリーンエリアウォール
空気清浄器付きのフリーアームARTECと手術室のクリーンなエアーをつくる、クリーンエリアウォールが展示されていました。
フリーアームARTECには、ASLISEというエッセンシャルパックを入れる箇所があり、排気臭を緩和することもできます。香りは5種類とのこと。
クリーンエリアウォールは、今まで手術室のきれいな空気というと天井からでした・・・が、限られた範囲になってしまうのが難点でした。そこで、横の壁面からきれいな空気をということで、より手術室をきれいな空間にすることができるようになるとのこと。共に、2013年の1月ごろ発売予定です。
■クリーンエリアウォール
空気清浄器付きのフリーアームARTECと手術室のクリーンなエアーをつくる、クリーンエリアウォールが展示されていました。
フリーアームARTECには、ASLISEというエッセンシャルパックを入れる箇所があり、排気臭を緩和することもできます。香りは5種類とのこと。
クリーンエリアウォールは、今まで手術室のきれいな空気というと天井からでした・・・が、限られた範囲になってしまうのが難点でした。そこで、横の壁面からきれいな空気をということで、より手術室をきれいな空間にすることができるようになるとのこと。共に、2013年の1月ごろ発売予定です。
クリーンエリアウォールと
フリーアームARTEC。
エッセンシャルパックです。
●株式会社ニッシンさんからは・・・
■インプラント カウンセリング模型 PE-IMP007
新製品ではありませんが、インプラントのカウンセリング模型 PE-IMP007は今、非常に売れているそうです。
インプラント治療における代表的処置がこの1台の模型にあるので写真やイラストよりも先生が患者さんにわかりやすく説明することができます。
新製品ではありませんが、インプラントのカウンセリング模型 PE-IMP007は今、非常に売れているそうです。
インプラント治療における代表的処置がこの1台の模型にあるので写真やイラストよりも先生が患者さんにわかりやすく説明することができます。
インプラントのカウンセリング模型 PE-IMP007
株式会社茂久田商会さんからは・・・
■ハーネンクラット ウルトラビジョンFS
まずは7月からご好評いただいているミラーが展示されていました。
ハーネンクラット ウルトラビジョンFSは、タンタルコーティングですっきり、シャープに明るく見えるミラーです。サイズは標準の4のほか、やや大きい5と、ミニサイズの0(ゼロ)の3種類。
0サイズは、マイクロスコープの使用時や、お口があまり開けない患者さんや嘔吐反射の強い患者さんなどの最後臼歯部の遠心を見る際に。
まずは7月からご好評いただいているミラーが展示されていました。
ハーネンクラット ウルトラビジョンFSは、タンタルコーティングですっきり、シャープに明るく見えるミラーです。サイズは標準の4のほか、やや大きい5と、ミニサイズの0(ゼロ)の3種類。
0サイズは、マイクロスコープの使用時や、お口があまり開けない患者さんや嘔吐反射の強い患者さんなどの最後臼歯部の遠心を見る際に。
下のミラーが0番。
また、ロディウムコーティングではありますがメガパラレロメーターという規格もあります。メガパラレロメーターは4mmの線間隔が入っており長さを測定したり、ブリッジの平行測定などに。
ハンドルの規格が合わないこともあるので、別売りの滅菌に強く軽いエルゴフォームハンドルをご使用いただくことをお勧めいたします。
■インタープロックスプラス
10月から発売しているこちらのインタープロックスプラス 歯間ブラシはワイヤー部がポリウレタンコーティングされており、インプラント体やメタルクラウンなどの補綴物、矯正用ブラケットなどにも使えます。先端が白・後ろが黒になっているブラシ部分は、白いところで出血を黒いところでプラークを見るために色が分かれています。
■インタープロックスプラス
10月から発売しているこちらのインタープロックスプラス 歯間ブラシはワイヤー部がポリウレタンコーティングされており、インプラント体やメタルクラウンなどの補綴物、矯正用ブラケットなどにも使えます。先端が白・後ろが黒になっているブラシ部分は、白いところで出血を黒いところでプラークを見るために色が分かれています。
株式会社モリタさんからは・・・
■Solfy F
約20年ぶりのラインナップになったという、Solfy F(ソルフィーF)は、今まで以上にパワーの上下の幅を広くし、特に弱いパワーのところを充実させ、患者さんからの痛いといったお声を軽減することを目指した根管長測定機能付き歯科用超音波スケーラー。
また、今までのチップが17種類だったのを42種類に増やし、部位や使用用途で選べる便利さも増えました。ボトル付タイプはライトも搭載。ボトルなしタイプはライト付き、ライトなしを選べます。便利でコンパクトになったSolfy Fは11月21日発売を予定しています。
約20年ぶりのラインナップになったという、Solfy F(ソルフィーF)は、今まで以上にパワーの上下の幅を広くし、特に弱いパワーのところを充実させ、患者さんからの痛いといったお声を軽減することを目指した根管長測定機能付き歯科用超音波スケーラー。
また、今までのチップが17種類だったのを42種類に増やし、部位や使用用途で選べる便利さも増えました。ボトル付タイプはライトも搭載。ボトルなしタイプはライト付き、ライトなしを選べます。便利でコンパクトになったSolfy Fは11月21日発売を予定しています。
Solfy F ボトルなしタイプ
豊富なチップ
Solfy F ボトル付タイプ
■ライカ M60
7月より発売され、ご好評いただいている歯科技工用マイクロスコープ ライカA60ですが、この度、撮影モードも搭載したライカM60が展示されていました。精密な技工作業はもちろんのこと、技工物のきれいな写真も撮れますし、モニター画面に映すこともできますので、デモンストレーションにもつかえます。11月21日発売予定です。
7月より発売され、ご好評いただいている歯科技工用マイクロスコープ ライカA60ですが、この度、撮影モードも搭載したライカM60が展示されていました。精密な技工作業はもちろんのこと、技工物のきれいな写真も撮れますし、モニター画面に映すこともできますので、デモンストレーションにもつかえます。11月21日発売予定です。
ライカM60
■シグノG50
シグノG50は、オプションにはなりますが、マイクロスコープを支柱に取り付けることができるため、しっかりと固定され、マイクロスコープの揺れが軽減されます。さらにユニットの上下のスピードがゆっくりとできるため、ピントも合わせやすくなっております。
また、清掃のしやすさも考えられたユニットとなっており、2013年の1月中旬発売を予定しております。
シグノG50は、オプションにはなりますが、マイクロスコープを支柱に取り付けることができるため、しっかりと固定され、マイクロスコープの揺れが軽減されます。さらにユニットの上下のスピードがゆっくりとできるため、ピントも合わせやすくなっております。
また、清掃のしやすさも考えられたユニットとなっており、2013年の1月中旬発売を予定しております。
シグノG50
●株式会社ヨシダさんからは・・・
■CRANESSE
新しいユニットCRANESSE(クラネス)が展示されておりました。
このCRANESSEは、Create A New Standard series(クリエイト ア ニュー スタンダード シリーズ)という文字からの造語だそうです。新しい標準スタイルを創造します!という感じでしょうか。
このシリーズの特徴は、バリエーションが豊富なことです。チェアーの形態がカウンタータイプ、前折れタイプ、ステップタイプの3種類。ワークテーブルが、ベースマウント、オーバーアーム、カートタイプ、ユニットマウントの4種類。12種類の組み合わせになります。スペースが取れるユニットマウントタイプはヨシダさんでは初めて導入したタイプになります。ユニットの最高位が800mm・最低位が400mmになるそうです。ヨシダさんで大人気のFukka-Fuka(ふっかふか)シートを選ぶこともできるのだとか。発売は11月21日を予定しております。
新しいユニットCRANESSE(クラネス)が展示されておりました。
このCRANESSEは、Create A New Standard series(クリエイト ア ニュー スタンダード シリーズ)という文字からの造語だそうです。新しい標準スタイルを創造します!という感じでしょうか。
このシリーズの特徴は、バリエーションが豊富なことです。チェアーの形態がカウンタータイプ、前折れタイプ、ステップタイプの3種類。ワークテーブルが、ベースマウント、オーバーアーム、カートタイプ、ユニットマウントの4種類。12種類の組み合わせになります。スペースが取れるユニットマウントタイプはヨシダさんでは初めて導入したタイプになります。ユニットの最高位が800mm・最低位が400mmになるそうです。ヨシダさんで大人気のFukka-Fuka(ふっかふか)シートを選ぶこともできるのだとか。発売は11月21日を予定しております。
Fukka-Fuka(ふっかふか)シートタイプ
CRANESSE(クラネス)
展示用のためライトは付いていません。
展示用のためライトは付いていません。
●ライオン歯科材株式会社さんからは・・・
新しい提案がありましたので、ご紹介します。
ライオンさんのブースに歯科ユニットが展示されていて、なんだろう??と思って覗いてみました。高輪歯科DCC 加藤正治先生の実際の診療室でなされていることを展示で表現。患者さんお一人おひとりに合った歯ブラシ・歯間ブラシ・歯磨剤などをしっかりと説明するためにユニット周りにも予防製品を展示ストックしているとのこと。使い方や特長の理解が進むそうです。
ライオンさんのブースに歯科ユニットが展示されていて、なんだろう??と思って覗いてみました。高輪歯科DCC 加藤正治先生の実際の診療室でなされていることを展示で表現。患者さんお一人おひとりに合った歯ブラシ・歯間ブラシ・歯磨剤などをしっかりと説明するためにユニット周りにも予防製品を展示ストックしているとのこと。使い方や特長の理解が進むそうです。
高輪歯科DCC 加藤正治先生の実際の診療室でなされていることを展示で表現。
ちなみに、一緒にデンタルショー会場へ行った営業課長からもこんな情報がありましたので合わせてご報告します!!!
●株式会社ナカニシさんからは・・・
■Ti-Max X450
45°ヘッドとスリムなボディーデザインにより、今までのタービンではアクセス困難な智歯や埋伏歯の分割等に活躍する一品。
特に、外科を数多くやられる先生方には魅力ある商品かと思います。11月21日発売予定です。
45°ヘッドとスリムなボディーデザインにより、今までのタービンではアクセス困難な智歯や埋伏歯の分割等に活躍する一品。
特に、外科を数多くやられる先生方には魅力ある商品かと思います。11月21日発売予定です。
Ti-Max X450
●ビエン・エア・アジア株式会社さんからは・・・
■iChiropro
見た目からして、今までのインプランターとは一味違う。ご覧いただけるように、操作パネルがタッチセンサー式タブレット(iPad)になっている。流行りの一環ではなく、患者一人一人の切削データが残せるようになっている。又、取り外すことにより、通常のiPadとして使うことが出来る。ただし、タッチセンサー式タブレットであるiPadを含めて製品として薬事申請許可を取っているそうですので、現在お手持ちのiPadをそのまま利用することは現状できないようです。
なお、こちらの発売は、2013年初め頃を予定しています。
見た目からして、今までのインプランターとは一味違う。ご覧いただけるように、操作パネルがタッチセンサー式タブレット(iPad)になっている。流行りの一環ではなく、患者一人一人の切削データが残せるようになっている。又、取り外すことにより、通常のiPadとして使うことが出来る。ただし、タッチセンサー式タブレットであるiPadを含めて製品として薬事申請許可を取っているそうですので、現在お手持ちのiPadをそのまま利用することは現状できないようです。
なお、こちらの発売は、2013年初め頃を予定しています。
以上、簡単ではございますが、日本デンタルショーのレポートでした。商品のより詳しいご説明は、弊社営業員へお気軽にお問い合わせいただければと思います。
会場は大変広く、後半は少しヘトヘトのバテ気味になってしまい日ごろの運動不足を痛感いたしました。(苦笑)
会場は大変広く、後半は少しヘトヘトのバテ気味になってしまい日ごろの運動不足を痛感いたしました。(苦笑)